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相続に関する基礎知識や事例

相続とは、亡くなった方(被相続人)が所有していた預貯金や不動産などを誰かが引き継ぐことをいいます。

相続手続きの大まかな流れとして、まず初めに、被相続人の死亡届と死亡診断書を役所に提出する必要があります。死亡届は被相続人の死亡を知ってから7日以内に提出しなければいけません。

次に遺産調査と相続人調査を行う必要があります。これらは、被相続人がのこしていた遺言書がある場合は、原則、それそって相続をとりおこないますが、遺言の類いがなかった場合などに必要となります。
遺産には現金や不動産などのプラスとなる財産だけではなくローンや借金などのマイナスとなる財産も含まれますので、一概に相続=プラスの資産というわけではない点において注意が必要です。
相続人調査では、被相続人の戸籍謄本や除籍謄本などを参照して相続人の確定を行います。これは、家族の知らない故人の隠し子や前妻との子などがいた場合、相続が初めからやり直しとなるのを防ぐためです。

遺産調査と相続人調査が終了したら、相続人全員の参加の下で遺産分割協議を行う必要があります。もし、精神疾患や未成年者などが相続人にいる場合は代理人を立てる必要があります。遺産分割協議が終了したら、相続人全員の署名と押印のある遺産分割協議書を作成します。
各自の相続分を相続し、登記や名義の変更や相続税の申告・納付を行い、相続は完了します。

ムネカワ法律事務所では、京都市・大津市・長岡京市を中心に京都府や滋賀県にお住まいの方からの「相続人調査」や「遺産分割協議書」など「相続」に関するご相談を承っております。なにか「相続」に関してご不明な点やお困りのことがございましたら、当事務所までご相談ください。

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弁護士紹介

宗川弁護士の写真
  • 代表弁護士

    宗川 雄己(むねかわ ゆうき)

    所属団体
    京都弁護士会
  • 経歴
    平成15年 洛星高等学校 卒業
    平成21年 京都大学法学部 卒業
    平成23年 同志社大学法科大学院 卒業
    平成25年 弁護士登録、執務開始
    平成30年 ムネカワ法律事務所 設立

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